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本町の将来は? 新報移動編集局

地域の文化、教育、産業などあらゆる面にわたって考え、話し合い、その成果を地域の活性化にいかす目的で、県内各地で開催されている新報移動編集局(琉球新報社主催)が本町でも開かれました。5月24日から26日まで町老人福祉センターを会場に第24回琉球新報移動編集局は、山城町長、宮城教育長、宮里琉球新報社編集局長によるテープカットで午前9時45分その幕を切っておとしました。
まちづくり100日シンポジウムを開催していた本町にとってこの移動編集局開催はタイムリーであり、山城町長もあいさつでそのことにふれ、また、まちづくりのための栄養となる催しとしてもらいたいと述べていました。
会場では「むかし沖縄」「世界のウチナーンチュ」の写真が展示され、貴重な写真、世界で活躍する県人の姿に参加者は見入っていました。午後からは、町出身の山内小夜師匠による琉舞教室が開かれ、愛好者多数が熱心に「加那ヨー」を学んでいました。
第2日目の25日は、体力テスト教室、囲碁教室が行なわれ、夜には沖縄戦記録フィルムが上映され、多くの参加者を得ていました。26日は、新聞づくり教室と、この催しのメインである「地域づくり懇談会」が行なわれました。阿部統琉大教授の問題提起にはじまり、本町のあらゆる面にわたっての活性化のための意見が述べられました。
町内各団体、区長、町四役、役場職員など30余名の参加者の意見発表は、町をあげての「まちづくり」を進めている本町にとっても大いに参考になるものとなっていました。

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大分類 テキスト
資料コード 008439
内容コード G000000531-0008
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第106号(1986年6月)
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1986/06/10
公開日 2023/11/17