ナイターも可能、本格球場 収容人員3600人、緑あふれて
町営新開球場は、両翼92メートル、1番深いセンターが120メートルある本格的な球場として建設されました。収容人員もメインスタンド、内外野スタンドをあわせて3600人となっており海邦国体の軟式野球競技(少年男子)大会の会場としても遜色がないものとなっています。
メインスタンド(管理棟)からマウンド方向に目をやると、本町をとり囲む緑の屏風・丘陵地をバックにスコアーボードが20メートル近くの高さで堂々と中央を占めています。
芝生の内・外野スタンドには、モモタマナが植栽されさわやかな観戦ができるように工夫されています。スタンドを天空からグラウンドを見おろすように立つ大照明設備は、ナイターも可能にしています。メインスタンドの階下には選手控室、シャワールームなど全ての設備が整えられています。
同球場は、しばらくの期間は一般への開放はされないことになっていますが、将来、スポーツ、健康づくりの場となることでしょう。
事業概要
1.工事名称 佐敷町営新開球場建設工事
2.所在地 沖縄県佐敷町字新開1-240
3.着 工 昭和59年12月13日
4.竣 工 昭和61年3月31日
5.施設の成果 野球場の設置により欝施設を広く町民に麗放し、スポーツの普及と健康の増進に役立てたい。
6.建築規模 敷地21,926㎡・グラウンド12,840㎡・メインスタンド505,0㎡・内野盛土スタンド・620㎡‘外野盛土スタンド920.0㎡・管理棟411,6㎡・収容人員(メインスタンド800人内外野スタンド2,800入)
7.設備機器 照明6基(丙野200ルックス・外野100ルックス)・冷房機(事務室、会議窒)・スコアボード電動表示灯・放送設備一式
⇒管理棟/倉庫、選手控室、放送室、記録室、本部席、審判控室、男子便所、女子便所、シャワー室、更衣室、会議室、廊下・エントランスホール、事務窒、身障者用便所、湯沸室
ダックアウト/ダッグアウト、外部便所
バックスクリーン/1階バックスクリーン、 2階スコアボード、3階スコアボード
8.総事業費 444,197千円.
事業経過
57年5月 那覇防衛施設局に野球場建設援助の陳情
58年6月 同局に59年着手、60年完成計画書および概算要求書提出
59年8月 岡局より事業内定通知
8月 実施設計発注
12月 土木1期工事発注
60年9月 建築、電気設備、給排水空調設備工事発注
11月 土木2期工事・浄北槽工事発注
61年3月 工事完了