甲らは柔らかい皮膚で覆われている。体長は30センチメートルにも達する。
四肢には、水かきが発達し、泥質の河川や池、沼に生息し、蛙、ミミズ、昆虫など動物食が主。分布は沖縄島、石垣島、西表島、与那国島のほか台湾、中国、インドシナ北部、朝鮮、日本本土などであるが、その多くは自然分布ではなく人為的分布であると考えられている。沖縄も人為的である可能性が強い。
スタミナ料理の材料としてよく知られているが、沖縄料理の中で特にスッポンを使う料理はない。結核やゼンソクの薬として食したことはある。
写真の個体は、浜崎川から外間区長の与那嶺正豊氏が捕獲したものである。