百の力があったとすれば、その持てる力を余すところなく生かし町民の生活向上、福祉の充実に努めるのが行政の本来あるべき姿である。またそのための努力をおしみなく続けるのが、行政当局の役目であり、責務といえる。
近々、町行政改革推進委員会が発足する。これまでの行政のあり方、進め方等を総点検し、細部にわたっての行政改革をおし進めるための方途、方策を審議する委員会である。大へんおおざっぱな言い方になるかもしれないが、行政をあらゆる面から見直し、ムダやムリ、さらに力を入れるべき点、施策の優先順位を決めていく仕事を、この町行革委はすることになる。
ご存知のように、国をはじめとし各地方自治体は、財政的に大へん困難な局面に対しているのが昨今の状況である。それだけに、この行革に各方面から期待が寄せられている。効率的な行政、最大限の行政効果を上げるための体制づくりが、今後は何よりも必要とされる。
町行革委が様々な面からの審議、検封を進め、より早い時期に行革の方向牲を提出していただくことに期待するものである行革推進は、何よりも住民への行政サービスを向上させることがその基本となっている。より効果的、効率的行政が行なわれることは、住民の最も期待するところであり、また、困難な財政事情克服にとって大きな力となるものである。町民の皆さまの行革に対する理解と協力をお願いしたい。