本町の将来の飛躍的な発展に大きく貢献する一大事業である国立厚生年金総合老人ホームの建設用地取得が終了した。誘致決定以来進められて来た用地取得が終了したことにより、本事業も大きく前進したことになる。これも、地域住民の皆さんのご理解、ご協力と町民一人ひとりのご協力の賜物に外ならない。
総合老人ホームの設置は、単に本町の発展に貢献するだけのものではない。これまで、南部にはこのような施設はなく、それが実現することになったのであるから、南部地域にこの施設がどれほどの役割を果たすか計り知れないものがあるといえる。
その意殊でも、今回、用地取得が無事終了したということは大きな意義があるといえる。
今後は、建設用地の周辺の自然はもとより、本町の恵まれた自然を最大限いかしていくことに力を注いでいかなければならない。そのためには、これまで以上の努力が私たちに要求されているものと考える。
私たち佐敷町民にとって、ひとつの大きな夢が実現したわけであるが、今後、この事業の達成をスタートとして様々な発展が考えられる。いってみれば、本町にとって本事業の進展は一大プロジェクトの出発でもあるわけである。総合老人ホームの建設と並行して各種の事業が立案され、実施されることになるはずである。
佐敷町の発展と、南部地域の各産業の振興のためにも、同施設の完成が待たれる。