方言名 イシズーサー。ヒタキ科に属する留鳥で、体長24センチ位。海岸近くの岩場に多く、そこで繁殖するが、海岸から離れた住宅地域のブロツク塀や屋根にとまっているのをよく見かける。
餌は、小型の蟹類から昆虫類と、主に動物食のようである。
この写真はメスの個体である。オスに比較して地味な色で、特にメスの腹部は褐色の地に黄色の斑紋があるので区別は容易である。オスは頭から胸部にかけては青灰色で、下腹部は赤褐色の奇麗な鳥である。
分布は広く、北海道から、沖縄各地に生息している。
ヒヨドリ(方言名 スーサー)とは別科に属する鳥である。