自分たちの住む地域を知り、地域のさまざまな取組みを地域の人人に知らせよう―との趣旨で、12月15日、字冨祖崎では盛大に“ポインセチアまつり”を開催しました。
この時期その美しい姿をみせてくれるポインセチアが、同字内の家々の多くを飾っているところからネーミングされた同まつりは、冨祖崎公民館、同構内を会場に開かれました。会場入ロはアーチで飾られ、公民館内を中心にさまざまな展示物が並び、区民をはじめ多くの町民が訪れていました。
ポインセチアまつりは、同字の成人会が中心になって企画されたもので、字の歴史や文化、生産や生活を知ろうという内容を織りこんだものとなっており、この種の“まつり”を字が単独で行なうというのは、町内初のものです。この日の開催までに力をおしまなかった成人会や区民の努力にはたたえるべきものがあるといえます。
お年寄りの意見を聞き、区民のそれぞれの立場からの協力を得て行なわれたポインセチアまつりは、いろいろな意味で大きな成果を得ていたようでした。
会場いっぱいの展示物の中には字の歴史を物語る掲示物や民具、敗戦直後まで行なわれていた製塩の生産の模様などがあり、参加者の大きな関心を集めていました。
また、ポインセチアの花や野菜、魚介類、漬け物、手芸品なども展示即売され、区民総参加のまつりは賑わいをみせていました。