蛇類は人々に悪魔と同一視され、嫌悪、危険視されることの多い動物群であるが古代ギリシャでは知恵の象徴とされ、優れた霊的力を持つものとされた。
奄美大島以南、沖縄島までの多くの島島に分布するハブは、蛇類の代表的存在で、最も嫌悪、危険視され、執念深い動物として恐れられているが、反面、ハブの夢は、「吉」であり「美酒にありつける」という。
昨年、町制五周年を記念して開催された「100日シンポジウム」で集められた町民の英知を基本に「さかえるまちしぜんのまち きぼうのまち」づくりに霊的力を発揮し、その実現に執念を燃やす佐敷町民の姿を象徴する動物として、新年号にはハブを選んだ。
初夢はハブにしたい。