動脈硬化の予防は子どものときから、といわれています。現在の日本での主要死因である脳卒中や心臓病のもとになる病変が、この動脈硬化です。動脈硬化とは、動脈の壁にコレステロールが蓄積し、動脈の弾力性がなくなり固くなってしまうことです。このため、血管はもろくなり、破れやすくなります。また、動脈の内壁は狭くなり、血液の流れにスムーズさが失われます。
この動脈硬化を促進する危険因子としては、①高血圧 ②高脂血症 ③糖尿病 ④肥満 ⑤喫煙 ⑥ストレス、などがあげられます。これらの危険因子のほとんどが、食事の改善で取り除くことが可能です。バランスのとれた食生活で、成人病を追放しましょう。