なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

町民が主人公の町政運営で 山城町長に当選証書付与

佐敷町長選挙は、8月20日、立候補届出を締切りましたが、山城時正現町長以外の届出がなく、25日の投票日を待たず山城町長の無投票当選が決まりました。
8月29日午後4時30分より、町老人福祉センターにおいて佐敷町選挙管理委員会によって佐敷町長当選証書付与式が行なわれました。町議会議長はじめ、町内各団体の代表、各自治会長ほかの出席のもと、町選管委員長の経過報告が行なわれ、厳粛な中、山城町長に当選証書が付与されました。
これによって、山城町政は三期12年にひき続き、四期目がスタートすることになります。
山城町長は、「佐敷町の発展の礎は何よりも町民の和によって築かれます。ふるさとを美しく、住み良くするために初心にかえって町政を担当してまいります。さらなる佐敷町の発展のため虚心坦懐努力していく覚悟です」と、当選にあたっての決意を披露していました。また、町民の信任を厳粛に受けとめ、厚生年金総合老人ホームの建設など今後の行政の糧としていくことも語っていました。
当選証書付与式の後、同会場において懇親会が行なわれました。
四年間という任期は長いようで短かいものです。これまでの経験を生かし、さらなる実績を上げ、町発展につくしてほしいと思います」との、玉城源喜町議会議長のあいさつがあり、さらに、嶺井永湧町老連会長は「町民の総和が選挙の結果となりました。この町民の意志を行政にしっかりと反映していただきたいと思います」と乾杯の音頭で述べ、それぞれ激励と祝福の言葉を贈っていました。

ダウンロード
大分類 テキスト
資料コード 008438
内容コード G000000516-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第95号(1985年9月)
ページ 2
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1985/09/10
公開日 2023/11/09