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婦人まつり、意気高く 婦人の主張大会も同時開催

町婦人連合会は、7月7日、老人福祉センターで婦人まつりを開催しました。婦人まつりは回を重ね今回で13回目、今年も多くの婦人たちがつめかけ盛り上がりをみせていました。
日ごろの活動状況を示す作品展示に合わせて、婦人の主張大会も行なわれました。主張者は5人で安里洋子さん「共に育てよう」(津波古)、上原静子さん「職業婦人として」(兼久)、嘉数勝子さん「ある知恵おくれの子の叫び」(手登根)、宮城賀代子さん「働く人の立場から」 (屋比久)、渡慶次睦子さん「平和を願う沖縄戦」(伊原)が、それぞれ婦人の立場からの訴えを行ないました。
婦人まつり恒例となった婦人の主張大会とあってつめかけた婦人からそれぞれ盛んな声援を受けていました。5人の主張は、体験を通した身近かなことから社会に対して訴える力強いものばかりで聴衆をひきつけていました。
最優秀賞にかがやいたのは上原静子さんで、職業婦人として、家庭と会社、子どもと自分、人と自分、それぞれの中に生まれてくる難問と正面から立ち向かい、悩みながらも前向きに取り組んで来たこれまでを語りました。なかでも職業婦人として、社会人として成長していくさまを、日常の生活を通して語る内容には、聴衆はいやが上でもひきつけられていました。
婦人連合会の最大のイベントである婦人まつりは、展示会を含め大きな成果を得ていました。多くの参加者を魅了した1日となっていました(上原静子さんの主張は全文8、9頁に掲載しました)。

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大分類 テキスト
資料コード 008438
内容コード G000000515-0003
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第94号(1985年8月)
ページ 2
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1985/08/10
公開日 2023/11/09