海邦国体開催まであと28ヵ月
佐敷町国体実行委員会は、第2回の総会を5月24日午後6時より町老人福祉センターで開催しました。総会に先立って、3時から委員会が開かれ、総会での議題などが検討されました。
総会では、昭和60年度の事業計画などが承認され、施設の整備をはじめ、具体的な取組みが始まった各部門の今後のあり方などが検討されました。
この日の総会には、各委員のほかに県国体事務局の石川秀雄局長をはじめ県野球連盟の国場幸輝会長もかけつけ、それぞれ激励のあいさつを述べていました。
昭和62年に開催される海邦国体では、少年軟式野球(男子)が行なわれることになっており、主開催地である本町は、初めての全国規模の大会とあって、早くからさまざまな取組みがなされています。現在、情報収集、分析が進んでおり、今後も新たな情報の収集などが進められていきます。
町民総参加で大会成功を期すという基本方針のほかに、質素な中にも佐敷町の良さ、地方色を織り込むことも確認されており、これらにそって準備は着々と進められています。町民の同大会に向けての意識も、CGG運動の進展にみられるように、足下からの取組みも行なわれており、大会を盛り上げる舞台は、今から形づくられています。
総会最後には、今年度は基本方針に沿って常任委員会や先ごろ発足した各専門委員会を随時開催して「各部門別の基本計画の策定」「大会運営に関する基礎調査」「町民運動の推進」などを図っていくことが確認されました。
軟式野球の見方
軟式野球競技は、使用球がゴム製であることだけで、昭和44年、一般用軟式野球ボールの直径が72%(L号ボールと呼称、硬式ボールと同サイズ)となり、これを機会にデッドボールも採用され、何ら硬式野球と異るところがなくなりました。
日本における5大アマチュア野球統轄団体である日本社会人野球協会、日本学生野球協会、全日本大学野球連盟、日本高等学校野球連盟、全日本軟式野球連盟ならびにプロフェッショナル野球機構のセントラル、パシフィック両リーグ、日本の野球界全体に適用できるルールが軟式野球の公式競技では制定採用されています。
球場は、必ずしも硬式野球ほど完備したものを必要としませんが、公式試合では正規の球場を使用します。
ただ、少年野球の学童部(小学生年齢層)は、一般、少年一部(高校生年齢層)、少年二部(中学生年齢層)の適用球場より狭くなっています。
使用球ならびに球場の各距離は、表の通りです。