『佐敷町史』の自然篇の調査で昨年の10月から月に2、3度、小谷や佐敷の森に入っています。植生の多い箇所を選んで植物名を調べたり、1メートル四方の表土や落葉を持ち帰りその中の全ての小動物をえり分けたりけっこう大変な作業です。各家庭をまわり園芸植物の調査をしたりもします。専門委員の先生方もめずらしい動物や植物を見つけて喜んだり、破壊がここまで進んでいたのかと嘆いたり悲喜こもごもといったところです。自然保護の問題が各地で叫ばれています。「自然の町佐敷」も安閑としていられない状態です。
行政も住民も今こそ真剣に考えてみるべき時ではないでしょうか。