健康を保つための食生活は、何でも片寄らずに食べる、つまり、脂肪、たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどをバランス良くとることが大切です。高血圧には食塩の量が、肥満には砂糖や果糖の量が、動脈硬化には脂肪やコレステロールの量が、アルコールの飲み過ぎは肝臓障害と関係があります。
食塩は、必要なものでなくてはならならないものですが、とり過ぎは良くありません。減塩はなかなか難しいのですが、1日10グラム以下にしましょう。砂糖もエネルギー源となる大切なものですが、とり過ぎると体内で脂肪にかわり、肥満や動脈硬化を進行させる悪いLDLコレステロールをふやしたりします。