さとうきびに大きな被害をあたえていた黒穂病の病害虫防除の補助事業が国の行政改革に伴い、初期の目的を達成したとして今年度から廃止されることになりました。
黒穂病の防除は、病害虫を持つ胞子が飛散しないよう病株にビニール袋をかけて、その病株を抜き取り一カ所に集めて焼却する方法がとられていました。町が国や県の補助を受けて町内一斉に実施していました。補助事業が廃止されたとはいえ、本町の黒穂病の発生は依然として見られ、今後は、さとうきび農家自らが防除にあたっていただかなくてはなりません。
病状株は、ススキのような茎が密生した株になっていますので根こそぎ取り除いてください。胞子の発生してない株はその場で処理できますが、胞子の発生しかかっている株は畑から搬出し、すでに胞子の発生している株は、他の株に飛散しないようビニール袋等に入れて運び出し焼却してください。
その他薬剤を散布する方法もあります。詳しいことは農協・役場へ。