4月1日、昭和60年度の町役場人事異動、新規採用にともなう辞令交付が行なわれました。
本年度は、3人の新規採用者があったほか、職員1名、学校、幼稚園の用務員8名が配置換えとなり、特に目立った動きはありませんでした。
本年は、町制施行5周年にあたっており、また、本町にとっても一大イベントでもある第42回国民体育大会“海邦国体”開催を29カ月後にひかえ、その体制固めと強化が、今回の人事異動といえるでしょう。
町の国体事務局の置かれている企画室が1名増員され、また、各自治体より大きな評価を得ている本町の保健衛生事業のさらなる推進をめざすための保健婦1名の採用などが、今同の特徴としてあげられます。
細部にわたっての具体的な活動に入った国体事務局、駐在保健婦との連携によって事業推進のはかられる保健衛生事業などがスタートしています。行政、住民サービスに支障をきたすことのない体制づくりと強化が、今、すすめられています。
【異動】
企画室国体係・玉寄勉 (福祉課援護係)
住民課保健婦・外間千佐江 (新採用)
福祉課援護児童手当係・西村修司 (新採用)
総務課庶務給与係・山城匡 (新採用)
役場用務員・外間敏子 (第1保育所)
佐敷中用務員・池村春子 (第2保育所)
佐敷小用務員・小波津すま (佐敷中学校)
馬天小用務員・西平マサ子 (第2保育所)
第1保育所用務員・嶺井八重子 (町役場)
第1保育所用務員・徳川静 (第2保育所)
第2保育所用務員・仲村佐代 (佐敷小学校)
第2保育所用務員・瀬底栄子 (馬天小学校)
【課内異動】
国民年金係・上原美智代 (福祉課児童手当係)
給与係・瀬底なおみ (総務課庶務給与係)
山城匡 総務課 庶務給与係
津波古出身。知念高校を経て現在沖縄短期大学二部英語学科に籍を置く勤労学生です。総務課庶務給与係に配置され、文書の受付けなどのほか交通安全の係も担当しています。毎日仕事を終えて学校へかけつけるというハードなスケジュールをこなせるのも彼の立派な体力があったればこそでしょうか。
「公務員という仕事が自分の性格にあっていると思います」と語る彼はコツコツと念入りに仕事をするタイプです。若さと体力で庶務係という激務をテキパキこなしています。
西村修司 福祉課 援護児童手当係
新里出身。知念高校を経て日本大学芸術学部映画学科を卒業。公務員というと法学や経済学科という印象が強い中で映画学科卒というのは特異な存在です。現在、福祉課援護児童手当係ですが「将来は、専門の映像を通して行政と住民のコミュニケーションに役立ちたいですね。映画でもビデオでもいいですし、いずれは有線テレビとかで…」と話す。 『広報さしき』が彼の手によって映像として各家庭へとどけられるのもそう遠くはないようです。
外間千佐江 住民課 保健婦
津波古出身、知念高校を経て県立コザ看護学校、県立那覇看護学校保健学科を卒業した若いパリパリの保健婦さん。 「20年育った佐敷町で町民の健康の保持増進への手助をしていきたい。町は特に保健衛生には力を入れており、自分の可能性を限りなく発揮できるのでは」と抱負を語る。老人福祉センターで県駐在保健婦當間さんとともに本町の保健衛生の推進、町民の健康管理にといそがしく動きまわっています。