好きこそものの上手なれ、を地で行っているのが、外間の花木友明さん。上手どころか、昨年の九州実業団卓球選手権個人でみごと優勝したのです。
球技が好きで始めた卓球ということですが、佐敷中時代にはやくも頭角をあらわし、高校になって卓球センスの良さを開花させ、数多くのタイトルを獲得しました。
「練習はけっこうハードなんです。しかし、その練習からくる自信がここ一発のひらきなおりにつながってくるんです。卓球を通じ我慢をおぼえ、人間的にひとかわむけたように思います。二枚腰というものもつかめましたし」
13年間、卓球一筋。銀行員という職業を全うしながら、各競技会でガンバル花木さん。現在、毎日3キロから5キロのランニングを欠かさず、15名の部員と共に練習に励んでいます。
「試合には、練習量プラス日々の生活、そしてプラス計画、これがピッタリでます。練習に裏打ちされない勝利はほんとうの勝利とはいえないと思うんです」
と語る花木さん、目下、東京選手権へ向けてのトレーニングに余念がありません。3月には、中国での合宿にも参加するとのこと。
今後の活躍が楽しみです。