「ワーイ、ぼくたちにも石ケンがつくれたぞ」、時ならぬ歓声が11月23日、津波古公民館広場にあがりました。
馬天小学校5年2組の児童とその父母による無公害石ケンづくりが行なわれました。児童23人とその父母、あわせて50余人が参加、薪あつめ、材料はこびまで全て全員参加した石ケンづくりは洗剤公害の再認識だけでなく、親子のふれ合いも深めていました。
今回の石ケンづくりは、山城美香子ちゃんたちが「町産業まつり」で町婦人会の無公害石ケンコーナーをのぞいたことがきっかけとなっています。石ケンの手づくりの意義と方法を知り、自分たちも社会科の勉強という意味で挑戦してみようと仲間をつのったのが始まりです。
子どもたちのそうした意志と行動を知った町婦人会が石ケンづくりを全面バックアップ、今回その成果がみのったわけです。この日は、子どもたちの歓声だけでなく父母の公害への認識も大いに深まり、楽しみながら生きた社会科を学んでいました(関係記事8、9頁)