これまで技術面を述べてきましたが、今回は視点を変え、農業後継者育成の面から各種研修、教育制度を紹介します。
現在、佐敷町には農業に従事する農業青年(35歳以下)が24人おり、花卉・野菜園芸作物を中心として意欲的に取組んでいます(表1参照)。
ところで、農村を取りまく生産環境は従前にも増して多忙で複雑となり、国内外ともに経済摩擦や産地間競争が生じ、厳しいものがあります。従来の物を作れば売れる時代は過ぎて、消費者の需要動向、意識を研究し、時代に合った農業経営感覚を身につけることが急務となってきました。そこで農業について自らもっと学びたい、あるいは子弟に勧めたい方々のためにそれぞれの研修制度概要を表2に記しましたので参考にしてください。
なお、詳細については、役場、農協、普及所まで。
【県南部農業改良普及所 ℡0988-89-3515・5741】