生活改善連絡協議会(生改グループ)が、その持てる力をそそぎ込んでいるのが「地域の生産物を生かした豊かな食生活の確立」です。農村婦人の家を根拠地に日々グループ員が研鑽しています。
屋比久美佐子さんは、その生改グループを率いる長です。18代目の会長とのこと。
生改グループの活動の幅は広く減塩味噌造りから農作業衣の製作、料理講習、菜園づくり、そして、本来の農作業環境の改善……とあげればきりがないほどです。
「減塩味噌などは、1人暮らしのご老人や、つきしろ学園などに贈って大へん喜ばれています。地道な活動ですが効果はとても大きいんです。食生活の改善などはその典型ですね。現在、町のいろいろな産物を利用しての料理研究に取組んでいますが、各方面で好評なんですよ。」と語る屋比久会長。11月29日には「オクラの中華風漬物」で、同グループは県農林水産部長より表彰を受けたばかりです。
「ひとつ1つの活動が生活と密着しており、それが地域の振興にもつながっているんで責任の重さを感じています。」
「オクラの羊羹」で知事賞を、と語る屋比久会長でした。