頬と後頭部に白色部分があることから右記の種名になったようである。全長約20センチ程のヒヨドリ科の小鳥である。
最近では「ピッキョ ピッキョ フィーフィーフィー」と鳴く声が、わが町でも聞けるようになった新顔の鳥である。以前は八重山諸島の常緑広葉樹林の林緑や雑木林に留鳥として繁殖していたものが、1976年頃沖縄本島南部の摩文仁で確認されたのがはじまりで、今では本島南部帯でみられるようになった。ガジマルやハマイヌビワの実、昆虫類の幼虫を餌とするようである。字外間でも虫をくわえて運んでいるのが確認されたので、繁殖している可能性が強くなった。方言名はまだない。だれか名づけ親になってほしい。