「25才」
なんと、大人っぽい響きでしょうか。
「ハタチを過ぎれば、ただの人」ならともかくとして、ハタチを過ぎれば、「もう、オバン」というせりふに、「また若いのよ」と、意気がっていたあのころから5年。
5本の指を広げきるこの歳からは、次の30代を意識してか、しおらしい女性への、せめてもの真似事でもしたくなります。
しかし、現実はこの年齢、みんな、たくましい人たちばかりです。
すでに、結婚し、りっぱな母親たらんとする友もいますし、ゴールはあるのか、ないのか、それでも恋がしたいと悩む人もいます。
もっと、リアルに迫るなら,沖縄の就職難に挑み、頑張る友もいます。仕事にだけ夢中になってる友もいます。
一律に学生だったあのころに比べると何とも、バラエティーに、色づけされてしまったことかと思います。
そして、各々の行き着く先の色は、誰にも解らず、それでも、勝手な事ばかり述べている私。その行く末はと、ついでに紙面をかりようかと思いきや、「何を甘いことばかりいってるの、人生とは灰色よ」と、確固たる声が、側で聞こえたりもします。
やはり歳はとりたくありませんね。
秒続みで25歳を迎える今日このごろです。(津波古 匿名 絶対)