クバの枝を30センチほどの長さに切り、真ん中を削って舟の形に型どる。布きれやフクギの葉で帆を張り、水面に浮かべて走らせた。 風のないときは、水面をたたいて波を起こし、だれの舟が速いか競争をした。マータクの葉や葉鞘で舟を作ることもあった。(第11章 第3節 童戯 1)