小谷画伯、字佐敷の出身です。
ハワイ留学以来、米国在住30年近くになります。このほど那覇での個展のために来沖しました。現在、ノースカロライナ大学美術学部教授としても活躍する氏です。
「先祖がいる、生まれジマということで佐敷に帰ってくると何かホッとします。私の画風に東洋の血を感ずるという人もおりますがこんな心が反映しているのかもしれません。
小さいころ田に連れられて佐敷の裏の丘陵上から馬天港をながめた記憶がいまだに目に浮かぶんです。青い海の印象が強烈で…」
もの静かな口調からは、「自己の芸術を確立している」と評される感じはどうしても生まれてきません。ウチナンチュのやさしさが心の奥底に凝縮しているのでしようか。
「ふるさとに帰ってくると、日本を出た19歳の時点の気持ちにもどってしまいます。ハワイのおばのもとへ行ったころは、まず言葉で苦労しました。でも、異文化の中での生活が、ふるさとの美しさの発見につながったのかもしれません。画にもそこから志したんでしようね」
世界で活躍するサシキンチュは、あくまでも物静かでした。
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|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008437 |
| 内容コード | G000000500-0020 |
| 資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
| 資料グループ | 広報さしき第83号(1984年8月) |
| ページ | 7 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 佐敷 |
| 発行年月日 | 1984/08/10 |
| 公開日 | 2023/11/09 |