佐敷町婦人会の地道な活動がいよいよ実を結んでいます。これまでの無公害石ケンの手づくりの輪が着々と広がっているのです。
さる6月21日、首里石嶺団地生協グループと南風原婦人会が佐敷町婦人会の石ケンづくりを勉強に来ました。原料となる廃油の集め方から仕上げまで、町婦人会会員の指導のもと、一日がかりで勉強していきました。
この日は、RBC放送も取材におとずれ、石ケンづくりのノウハウから、その意義、経違などを関係者からたずねていました。
環境を守るのは自からの手で、と始まったこの無公害石ケンづくりは、各方面に反響を呼び、佐敷町内だけでなく、今や近隣市町村にその活動の成果が及んでいます。
この日、勉強に来た石嶺団地生協グループなどは、子どもの夏休みの「自由研究」のテーマに、石ケンづくりを取上げたということで、参加したお母さん方はひとことも聞きもらすまいと真剣そのものでした。
佐敷町婦人会の無公害石ケンづくりが、いろいろな形で広がっていきます。足もとから、自然を守り、健康を守る運動がいま着実に進展しているといえます。