製糖作業は、サーターヰーマールで行なわれた。クルマヌナーの中心に据えられたサーターグルマ(圧さく機)は木製から石製に変わり、明治中期には鉄製に変わった。 鉄製も初めは同じ大きさのもので、上部は歯車でかむように回り、下部の円筒の部分で圧さくするしかけである(ズケラン式)。 その後、タマグルマになり戦前まで使用された。(第四章 第一節 3 製糖)