昭和59年度の町の一般会計予算は、19億753万2千円となりました。前年度当初予算と比べ8・47%の増という予算規模になっています。予算規模が増大した主因は、歳入面でほとんどの項目が伸びたこと、歳出面で土木費と教育費が伸びたことがあげられます。
それでも、歳入面では、相変わらずの依存財源の占める率は高く全体の78・6%となっています。
自主財源の主なものは町税で、全体の15.3%です。
歳出予算は、昭和58年度と比較して建設課関係事業をはじめ補助事業が伸びたことが特徴としてあげられます。反面需要費などの消費的な経費は、例年並みかマイナスシーリングを基調として、極力抑え必要最少限度に止められています。今年度に実施される主な工事は、海邦国体に向けた新開球場整備事業、馬天小学校増築工事などです。