12月25日、佐敷中学校は竹のにおいにつつまれました。年末恒例ともなったタコづくり講習会が行なわれたのです。
町教育委員会主催で、佐敷小PTA、馬天小PTA、町青年会の協賛のもと、沖縄県タコの会仲村朝喜会長(外3名)を講師にむかえ、タコづくりのイロハを学びました。このタコづくりは、新春タコあげ大会に向けたもので、それぞれ基本を守りながらも趣向をこらし、製作に汗を流していました。
この日は、手づくりの楽しさを味わうだけでなく、親と子の協同作業を通してその絆を深め合う姿もみられました。カマやナイフを危げに使う子どもにアドバイスする場面や、絵の色あい、タコの形伏をお互いに話し合うなど、目的以上の成果をあげたタコづくり講習会でした。
また、郷土の正月をいろどる昔ながらの遊びを子どもたちに伝えることで、郷土の文化が継承されていく目的も達成されたようにも感じられました。
青少年の健全育成のあり方、進め方も知ることができたタコづくり講習会となっていました。