年頭にあたり、佐敷町議会を代表いたしまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民の皆さん、明けましておめでとうございます。
昭和58年も諸事多難のうちにあわただしく過ぎ去り、ここに希望にあふれた昭和59年の新春を迎えましたことをまずお慶び申し上げます。
さて不肖私、議長の要職に就いて早くも2年目の新春を迎えました。その間、微力ながら円滑なる議会運営と町政の伸展を期して、誠心誠意懸命に努力を重ねてまいりました。おかげをもちまして大過なく年を越すことができました。これもひとえに町民各位のご支援とご協力の賜物だと深く感謝の意を表する次第であります。
顧みますれば、わが佐敷町はもとより、当町議会においても常に地方行政の進展と町民の福祉増進を目的として歩んでまいりました。今では人口も1万人を突破し、町としての体裁も徐々に整い、発展の一途をたどっております。誠に喜びにたえません。これも、全町民の郷土愛と行政運営のよろしきを得た結果であります。数年前をふり返ってみますと誠に感慨無量でございます。
しかしながら町民生活の安定、福祉増進を図るには、なお重要な問題が山積みしています。その解決を図ることは、直接町政を担当するわれわれに課せられた責務であり、国及び県の施策と相まって、町財政の範囲内において最大の効果が上がるよう努力する覚悟であります。
昭和59年こそは町の躍進の年として、町政全般にわたり内容充実のため最大の努力を傾注する所存でありますので、何とぞ倍旧のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。皆さまのご健康とご幸福をお祈りしてご挨拶といたします。