偏食せず、規則正しい生活を -大城佐敷駐在保健婦さんと1問1答-
秋のさわやかな時期があっという間に過ぎ、師走の風が吹き抜ける寒い季節となりました。とかく体調をくずしやすくなります、病気で寝込むなどということのないように、家族が健康で楽しく生活するには、どういう点に注意すべきかなど、保健婦の大城さんに伺いました。
Q 冬を迎えて、まずどんな点に注意したらいいですか。
A カゼやインフルエンザが流行しますので、過労、睡眠不足、暴飲暴食などに気を付けることが第1です。特に老人は、体力が低下し、肺機能も悪いので重病になる危険が大ですから、要注意です。
Q 寒くなると血圧の方はどうなりますか。
A 血圧も上がりますので、脳卒中の発作で倒れる人が多くなり ます。高血圧、心臓病の方々は自分自身のチェックをしっかりとお願いします。
Q 中・高年齢層にとっては、油断できませんね。
A そうです。老人といわれる年齢に達する人々は、健康そうにみえても、体の機能はすべて衰ろえています、平素の自己管理 が大切です。
Q といいますと、具体的にはどういうことですか。
A 食事は偏食せず、規則正しく腹8分にすること。味はうす味に、魚、肉、豆製品、海草、緑黄色野菜など、多くの種類をバランス良く食べること。牛乳は 毎日飲むように心がけること。睡眠、休養は充分にとること。
それと気分転換、たとえば、ゲートボールとか、健康体操などはとてもいいことです。
Q 体を動かすのがいやな人は、古典音楽、書道、手芸などというのも気分転換になりますね。
A そうです。重要なことは、同じ目的を持った人たちと会話をしながら楽しい時間を過ごすことなんです。
結局、自分の健康は、普段の心がけ次第ということでしょうか。心も体も健やかでいたいですね。