さわやかな潮の香ただようふるさとの海をとりもどそうと9月18日海浜清掃が行なわれました。
手に手にカマ、熊手などを持って集まった町民は約600名。津波古から仲伊保までの海岸線の清掃にあたりました。
この海浜清掃は、環境衛生週間の一環として毎年行なわれているもので今年で4回目。町と心豊かなふるさとづくり推進協議会の主催で町内各団体・事業所の協力で進められました。
参加した人々は、「昔はここで泳いだんだがなあ」「ここでは、大きな貝がとれたんだけど」と話しながらせっせと漂着物やあきかんなどを集め、雑草をかりとっていきました。
みるみるうちに集めた空き瓶・空き缶・粗大ゴミはトラック3台分も出ました。
私たちは、海からはかりしれないほどの恩恵を受けてきました。
しかし、今日では、海岸地域も不法投棄やさまざまな漂着物でよごれる一方です。私たちにとって海岸線は、海とのふれあいの場です。
それだけに、町にとってこの海岸線の環境をよくすることは大切なのです。年1回の清掃も必要ですが、それ以前に、海岸線をチリ捨て場としないよう心がけたいものです。
涼を求めて、さわやかさを求めて集える海辺。そのためにも大事にしたい海岸線です。