縄を縦糸に藁をひねりながら編みあげられたニクブク。敷物や穀物などの干物用として重宝されていました。左から右、右から左と交互に手編みでつくられたニクブクは、独特の美しい編み目をみせてくれます。素朴ながらなにか温かさが伝わって来ます。写真のニクブクはかなりの年を経たものと思われますが、まだ現役でした。