町内婦人団体の長年の夢がひとつ実現しました。待望の「農村婦人の家」が、新開の老人福祉センターのとなりに完成したのです。
この施設は、婦人の相互交流、共同学習の場として利用してもらおうと国、県の補助を受けて建設されたものです。規模は、鉄筋コンクリート平家建、面積は、260平方メートル。内部には「共同学習室」「健康増進室」「農産加工室」などが設けられており、研修会や健康増進のためのトレーニング、料理講習会がいつでも開けるようになっています。特に農産加工室には、真新しい調理台がならべられ、婦人団体の料理講習会、みそ作り、余剰農産物加工など利用度はかなり高くなりそうです。
町内には、婦人連合会、生活改善グループ、農協婦人部があり、それぞれに活発な活動を展開しておりましたが、その一番のなやみは、活動の拠点がなかったことです。
婦人の家の完成は、まさに町内婦人団体の活動を助長するものであり、町内の婦人が生活の改善についての技術を習得し、また、健康を増進して、地域における社会生活の充実がきっと図られることでしょう。