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暮らしにゆとりと豊かさを 58年度佐敷町議会定例会開催 住民本位の町政の展開

第25回佐敷町議会定例会は3月11日から開かれ、冒頭で山城町長が昭和58年度の町政運営の基本方針を明らかにしました。
そして、その裏付けとなる昭和58年度一般会計予算案をはじめ各特別会計予算案など21件の議案を提案しました。提案された各会計の予算総額は、24億7千5百93万3千円で、そのうち一般会計は、17億5千8百54万2千円となっています。昭和57年度の当初予算と比較すると6・96%の減という予算規模になっています。予算規模がこのように減少した主因は、歳入面では、国の財政事情の逼迫による地方交付税の落ち込みと、歳入面では、学校施設関連事業が本町においては概ね完了したことと農業構造改善事業が本年度は計画年次に当るため事業の予算計上がなかったことにあります。
新年度の主な事業は、新里農道整備事業兼久地区農地保全事業、町道佐敷新里線道路改良事業、佐敷地区排水路整備事業、市町村道未買収道路用地補償事業、冨祖崎屋比久公園整備事業、新里勢理客樋川災害復旧事業などです。
山城町長は、施政方針の中で、「町民の生命と暮らしを守り活気ある町政を推進し、町民との対話と参加を通して、すべての行政を公正民主的に行ない、清潔な町民本位の町政を確立する」ことを町政運営の基本姿勢として掲げています(全文は、6頁以下に掲載)。

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大分類 テキスト
資料コード 008436
内容コード G000000491-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第74号(1983年4月)
ページ 2
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1983/04/10
公開日