なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

「佐敷町の保健衛生、特に健康づくり事業はいろんな面で進んでいます。たいへんいい勉強になりました。」と語るのは、このほど本町を訪れた東京・大阪の保健婦さんたち。この方たちは、東京都民銀行保健婦の鎌田登志子さん、大阪府立成人病センターの上田美代子さん。大阪府布施保健所の渡辺嶺子さんの三氏。本県の保健衛生事情視察のため10日に沖縄入り。14日那覇保健所の主任保健婦新里厚子さんの案内で本町を訪れたもの。さっそく町長を表敬、本町保健婦の大城ヨシ子さん、保健衛生担当職員の説明を受けた後意見交換を行ないました。 三氏はまず、佐敷町の一般住民健診の受診率が東京や大阪に比べて高いことに関心を示し、東大阪市でもやっと30%に達したところだと語り、今後の保健衛生、健康づくりのあり方について、「健康づくりに対する生活習慣を変えて行くことはどこでも大変なことで、今から10年後の成人の意識をどう高めていくかという課題への取り組みと同時に現在の老人たちの意識変革を図らなければならない。」ことを強調していました。

新開のゴルフ場跡地に建設中の県営新開団地がこのほど完成、4月からは入居できる予定です。県では3月7日から9日まで老人福祉センターで入居希望者の受付をすることにしています。
この県営団地は、昭和56年度から工事が進められていたもので第一種三棟72戸、第二種が五棟で96戸、合計168戸の鉄筋コンクリート四階建。町では町内居住者を優先して入居させるよう交渉を進め、全体の五割は優先して抽選されるようになりました。(詳しくは四面の募集要項を御参照下さい。)

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000480-0005
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第73号(1983年2月)
ページ 1
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1983/02/22
公開日