「佐敷町の保健衛生、特に健康づくり事業はいろんな面で進んでいます。たいへんいい勉強になりました。」と語るのは、このほど本町を訪れた東京・大阪の保健婦さんたち。この方たちは、東京都民銀行保健婦の鎌田登志子さん、大阪府立成人病センターの上田美代子さん。大阪府布施保健所の渡辺嶺子さんの三氏。本県の保健衛生事情視察のため10日に沖縄入り。14日那覇保健所の主任保健婦新里厚子さんの案内で本町を訪れたもの。さっそく町長を表敬、本町保健婦の大城ヨシ子さん、保健衛生担当職員の説明を受けた後意見交換を行ないました。
三氏はまず、佐敷町の一般住民健診の受診率が東京や大阪に比べて高いことに関心を示し、東大阪市でもやっと30%に達したところだと語り、今後の保健衛生、健康づくりのあり方について、「健康づくりに対する生活習慣を変えて行くことはどこでも大変なことで、今から10年後の成人の意識をどう高めていくかという課題への取り組みと同時に現在の老人たちの意識変革を図らなければならない。」ことを強調していました。