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惜しまれて旧校舎引退 改築工事はじまる 佐敷小

佐敷小学校から、ひとつの校舎が消えました。あの中庭に面して長い間、同校の象徴のように建っていた二階建ての校舎がそれ。このほど不的格校舎ということで、取りこわされ、そこに新しく管理棟の建設が始まりました。
この校舎は、昭和29年に建設され、今年まで30年近くその役目をはたしてきたわけで、この校舎で学んだ多くの卒業生にとって一抹のさびしさを感じたことでしょう。
ところで、こん度建設されることになった校舎は、管理棟で、職員室、事務室 校長室、管理諸室が設けられることになっています 後方の三階建の校舎とは、渡り廊下で結ばれる予定。これまで、もとの中学校の校舎を使ったりで広い範囲に分散されていた感じの同校は、馬天小学校の分離新設や今度の新校舎の建設でこじんまりした集中した学習が展開されることになっています。
建築面積は、536㎡、総事業費1億2375万円。11月26日に起工式が行なわれ、来年3月31日完成の予定建築業者は次のとおりです。

建築請負 合資会社小正建設 (小波津和清代表)
電気設備 昭和工業 (嘉数政夫代表)
機械設備 沖縄温水工業株式会社 (大城清造代表)

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000490-0006
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第72号(1983年1月)
ページ 3
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1983/01/01
公開日