今年も、町の産業の各種を一カ所に集め、その向上、成果を被露展示する昭和57年度”佐敷町産業まつり”が、11月19、20日、町立老人福祉センターを会場に行なわれました。
会場には、みごとな出来ばえの農産物をはじめ、町の誇る伝統工芸品の竹細工、各種芸術作品などが所狭しと展示され、年々盛んになる産業まつりの姿をみせていました。
婦人、老人クラブ、一般からの展示物も多数にのぼり、また試食コーナーや無公害石ケンづくりのコーナーなども設けられ、町民の大きな関心をよんでいました。
駐車場における町内産品の展示即売コーナーも、例年通り人気をよび、また、教育委員会主催で行なわれていた婦人の各サークル成果のほどを展示したコーナーも今回は設けられ、多くの人々の足をとめていました。
病害虫の駆除や県内でも大きな話題をよんだハブ駆除に関するコーナー、ふるさとの歴史を知る町史コーナー、農業基盤整備に関る土地改良の進行状況を示すパネル展示コーナー、どれも町民の関心の高さを示すにぎわいをみせ、これまでとは一味違った産業まつりとなっていたようです。年々盛んになり、各種展示物も増え続ける産業まつりは、郷土発展のバロメーターといえるでしょう。