「今日まで毎年というほど各地で緑化のための苗木の無料配布が行なわれ、何万本という苗木がそれぞれの家庭に持ち帰えられたはずですね。それらの苗木が大事に育てられ、すくすく育っていたら今日、ことさら緑化を叫ばなくてもいいはずですよ。」緑化シンポジウムの中でこのような発言をされた方がいたそうですが、人を集めて、ただ、苗木を配布するより、いっそうのこと、苗木をいっぱいトラックに積んで、一軒一軒まわって、その家の日当たり、土地の状態などを調べた上で、しかも、住民が好む苗木を配布したグループがいます。町の、豊かなふるさとづくり推進協議会のメンバーです。同協議会では、まず、国道ぞいのブロック壁を緑でおおったり、花でかざろうと今地道な活動を続けています。同協議会のモデル事業が佐敷公民館前フェンス。
今、ムラサキノウゼンが可憐な花を咲かせています。同協議会ではいま、こうしたつる、つた性の植物の苗木の供給、育苗相談にあたっています。連絡は町役場内、心豊かなふるさとづくり推進協議事務局まで。