津波古地区土地改良総合整備事業が本年度からいよいよ本格的に始められました。
津波古土地改良区(瀬底正繁理事長)では、国、県、町の補助金を受けて、この事業のメインである面整備に着手、今年度で工事面積30.1ヘクタールのうち7.13ヘクタールを終わる予定です。
面整備というのは、まず、低地帯に客土をするなどして、でこぼこのほ場を同一の勾配にします。そして、百メートルの間隔で碁盤目型に農道の取りつけをします。さらに、分散している農地をできるだけひとまとめにして、その有効利用を図ります。
土地改良事業は、このように、ほ場の区画整理・排水路・農道網の整備を行なうことによって、農用地の集団化、高度利用、さらには、大型機械の導入などによって農業経営の合理化、近代化をめざすものです。
土地改良区では、現在、日夜にわったて、換地の作業が進めらています。第一工区については、来年一月には、受益者(地主)との調和をすませ、借換地を終えサトウキビの春植ができるようにしたいとの意向です。