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町の人口が一万人を突破 住民基本台帳人口 一万人目の町民は嶺井明佳ちゃん

佐敷町の人口が一万人を突破しました。一万人目の町民となったのは津波古184番地の嶺井明佳(さやか)ちゃん。明佳ちゃんは56年12月26日の生まれ1月4日、父親の和夫さんが出生届けを出したところちょうど一万人目の登録となったもの。
佐敷町の人口が一万人を突破したのは、戦前戦後を通してはじめてのこと。ちなみに人口の移り変りをたどってみると、明治13年の沖縄県統計書によると佐敷間切の人口は4726人となっています。そして、沖縄で始めて実施された国勢調査(大正9年)では男3157人、女3482人、計6639人となっています。
戦後は、昭和22年から除々に増えていますが、復帰前の47年には一時減少傾向さえみせています。しかし、昭和48年以降は、新開の埋立てやつきしろの街の宅地造成、そして、Uターンなどもあって増加し、昭和55年の国勢調査では、9583名になりました。
その後、少しずつではありますが増加の傾向を示し、今年の1月1万人を突破しました。2月28日現在の住民基本台帳人口は、1万4人となっています。

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000487-0007
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第69号(1982年3月)
ページ 4
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1982/03/30
公開日