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陸上競技大会 総合優勝は津波古が二年連続 男子・津波古  女子・兼久が優勝 新記録続出十一種目に大会新 

佐敷町体育協会(会長 真栄城勇)主催の第三十四回佐敷町陸上競技大会は、去る9月20日佐敷中学校でにぎやかに開催されました。大会当日は、薄ぐもりの絶好のスポーツ日より。男子29種目、女子11種目の計40種目にわたり、各字代表の選手によって熱戦がくりひろげられました。今大会には、外間が参加できなかったものの、12チームが総力をあげて技を競いあいました。特に今年は、町内の高校生の陸上競技における活躍がめざましく、円盤投げ日本一の津波古の知念信勝君、三段とび九州一の伊原の當間隆夫君らを中心にした高校生チームが、各種目で一般勢をおさえて健闘、町民のさかんな声援を受けました。結果は、総合で男女とも平均した力を発揮した津波古チームが二連破を達成。男子は津波古、女子は兼久が三年連続の栄冠を勝ちとりました。

特に今大会は記録ラッシュとなり、男子8種目、女子3種目計11種目の大会新が続出、近年にない盛りあがりをみせました。今春知念高校を卒業したばかりの城間敏明君(小谷)と山内淳子さん(伊原)は若い力をいかんなく発揮、観客の注目を集めました、
また、今大会から真新しい優勝旗が登場、大会に花をそえました。この優勝旗は、総合優勝旗が総合金物ナカモト(代表者仲本祐三氏)、男子優勝旗が株式会社稲福建設(代表取締役 稲福農善氏)女子優勝旗は、町体協会長の真栄城 勇氏から寄贈されたもの。新孝組(代表者 平田孝雄氏)からは幕一式の寄贈がありました。
 なお、今年は、屋嘉部景盛氏(冨祖崎) 津波元徳氏(津波古)に労賞が贈られ、知念信勝君と當隆夫君は協会表彰をうけました。


今大会の新記録は次の通り。
<一般男子>
八百米
 城間敏明(小)2分5秒
百十米ハードル
 奥間一正(兼)19秒0
二十キロ米
 新垣靖二(屋)1時間19分23秒
三十代千五百米
  渡名喜繁(伊)4分58秒8
走巾跳
町田米雄(新)5米95
円盤投
 城間清範(津)33米04
四十代走高跳
 勢理客長盛(新)1米60、 福田雄三(津)1米50
砲丸投
 新里朝善(津)9米74
<女子>
百米
 山内淳子(伊)13秒6
二百米
 山内淳子(伊)28秒6
八百米
 嶺井久美子(新)2分53秒6、 東恩納葉子(兼)2分55秒3

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000482-0014
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第65号(1981年10月)
ページ 4
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1981/10/17
公開日