待望の老人福祉センターがいよいよ、着工のはこびとなり、来年3月には完成することになっています。老人福祉センターが建設されるのは、新開のゴルフ練習場跡地。ここは本来村有地であるが村が利用するまでという条件で、ゴルフ練習場として貸していたのを今年の9月に返還してもらったもの。この6400平万メートルの土地に総工費総2億円をかけて、のべ面積1151平方メートルのセンターが建てられます。村民の福祉の向上に常に力をそそいできた各関係者は、センターの完成で、ますます、老人のみならず村民全般にわたる福祉行政の浸透がはかれるものとして大きな期待を寄せています。また、同センターには400人収容のホールもあり、村民の集会等にも大いに利用できそうです。
この老人福祉センターは、総工費約2億円ですが、そのうちの26%にあたる5200万円が、国、県の補助で残り1億4800万円は村の財源でまかなわれます。
長寿の県で知られる沖縄県の中でも佐敷村はまた長寿の村。まさに高齢者社会を迎えようとする今日、老人福祉センターの必要性は高くなるばかりです。今度の本村のこの施設も社会の要求にこたえる形でたてられるものです。
同センターには、照明・音響のととのったステージをもつ400人収容のホールのほか、診察室、検査室、機能回復訓練室、栄養指導室、保健資料室、生活健康相談室、図書室、教養娯楽室、浴室、事務室などができます。
これが完成すると、村民の福祉の向上におおいに役立つものと、その完成がまたれています。