村の中央部を東西に走る国道331号線。この国道の改修工事が完了し、新しい佐敷村のシンボルとなっています。観光道路として、一段とすばらしく生まれ変わりました。
この工事は、第一期工事が、新里、佐敷間の2330メートル、そして、第二期工事が、佐敷仲伊保間の2150メートルにわたって行なわれました。
新里から仲伊保に至る4キロ半にも及ぶこの道路は、歩道もゆったりととられ、カラー舗装になっており、ワシントンヤシの並木は、周囲の景色ともマッチして通る人たちの心をなごやかにしてくれます。
ところで、この国道、国の予算でできたとはいえ、私たち村民にとっては大切なもの。いちばん多く利用するのも村民です。通勤、通学、買物、散歩、ドライブ、貨物の運送-私たちはふだん道路の役割について、ことさら意識することもなく、毎日を送っています。
管理に当っている南部国道事務所では、「特に地域の皆さんにお願いしたいことは、カラー舗装歩道への車の駐車をやめてもらいたいこと。そして、チリやゴミをおかないこと、車からの投げすてはやめてもらいたいということです。」と話しています。
折りも折り、8月は、道路を守る月間。国、県、市町村が一体となって「豊かさもくらしやすさも道路から」なキャッチフレーズに道路をまもる運動が展開されています。
道路はわたしたちみんなの財産です。国道のみならず、村道、私道にいたるまで、汚さず、こわさず、いつもきれいに保つよう心がけたいものです。