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佐青連 期待される活動 定期総会開催

佐敷村青年連合会(山城馨会長会員260名)の第14回定期総会が、5月20日午後6時から、佐敷村農協ホールで行なわれました。これには、村役員、各支部代議員約40名が参加、来賓として、山城時正村長、知念慶得村議会議長ら、多数も臨席し会を盛り上げた。来賓を代表して山城村長は「これからの佐敷村を担うのは若い青年諸君であり、地域住民の期待も大きい。皆さんも住みよい村づくりのために尽力してもらいたい。村としても青年の声を行政に反映できるよう最大限の努力をします。」と激励のことばを述べました。
総会では、この後、議長団を選出し、議案審議。昭和54年度運動方針案審議、事業計画案審議予算案審議、特別決議が行なわれ全会一致で可決採択されました。
昭和54年度の運動方針は次の三点です。
①村団と各支部団との連帯と協調をはかる。
②地域になくてはならない青年会をめざす。
③リーダーの養成につとめる。
この三点について、総会では、具体的に次のようなことが確認されました。
①については、現在村団では各支部団とのつながりが弱く、役員だけの活動になりがちなのが実情である。組織的に多分の弱さを残しているのはいなめない事実。そこで今後は次のことを実践していく。
(ア)支部入懇談会の実施
(イ)広報紙の発刊、ならぴに、オルグ活動につとめる。
(ウ)青年祭にとりくむ。
 ②については、青年会は、地域を基盤にした青年達が自主的に組織する社会的公認団体だといわれる。今年度は地域の課題にも目を向け、その問題解決のために建設的にとりくみ、明るい村づくりのために次のことを実践していく。
(ア)村をはじめ村内各種団体との連係と協調をはかる。
(イ)村まつり等への積極的参加
(ウ)村中央公民館、青年会事務所の設置促進を要請する。
(エ)村内美化運動、視察研修に取りくむ。
 ③については、昨年度取りくんだ青年リーダー研修の成果と反省にふまへ会員が相互に学習しあう中から次のことを実践していく。
(ア)青年リーダー研修会、女子宿泊研修会の実施
(イ)上部団、他機関研修等にかかわっていく。
(ウ)日青協新聞の購読拡大につとめる。
 村青年連合会は以上三点の運動方針に基づいて、54年度の活動を展開していくとのことです。
さらに特別決議として、「佐敷村中央公民館の設置早期実現、並びに、青年会事務所の即時設置を要請する決議文」が全会一致で採択されました。
ともあれ、若い青年達の今後の活動が期待される第14回定期総会でした。

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000472-0006
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第56号(1979年6月)
ページ 3
年代区分 1970年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1979/06/11
公開日