佐敷村は婦人会活動がたいへん盛んですが、このほど3つの婦人学級がスタートしました。
これは”激しく進展する社会環境にあって、婦人が家庭人、社会人、職業人としての新しい知識、技術を修得し、人間性を高めるとともに、地域における婦人会活動を活発にするため”に開設されたもの。
村婦人学級(定員40人)、津波古婦人学級(定員50人)、佐敷成人学級(定員30人)の3学級で、期間、カリキュラムはそれぞれ異なるが、活発な学習活動が行なわれています。
主な学習内容をみると「ボランティア活動について、手芸、着つけ、生花、望ましい家庭関係、主婦の生きがい、子供の話し合い、消費生活、家庭生活と電気、郷土の歴史、踊り、広報紙づくり」など実に多事多彩。週1回2時間程度の講座で、だれでも参加できる楽しい内容となっています。
特に津波古婦人学級と佐敷成人学級は、午後8時からの講座で、昼間勤めている方でも参加できるようになっています。
このほか村では、小学校母親学級、中学校父親学級、高齢者学級の明治大学が開設されていますが、これらの事業と懸命に取りくんでいる勢理客徳助社会教育主事は「婦人学級だけでも、これまでに3000余が卒業しています。今後はより楽しく学べる学級。いつでも気軽に参加できる学級を各地域で育てたい。生涯教育の一環として多くの村民が参加してほしい」と話していました。