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村民の意向を調査 2,200人を対象に 基本計画の策定で 調和のとれた村の発展を

村では、現在、村の望ましい将来像を描き、調和のとれた発展を捉進するため「佐敷村基本計画」の策定作業を進めています。この計画に、村民の考え方や意向を反映させるため、基本計画に対する村民の意向調査を10月11日から14日の間に実施することにしています。調査の方法は、全有権者数5,582人(9月現在)のうち、約40%に当る2,200人を対象に無作為に調査用紙を配布し、回答欄に記入するアンケート方式で実施します。質問は、23項目を設け、村民の意向が今後の村づくりに十分反映できるような内容となっており、どのような回答が寄せられるか、その結果が注目されます。この調査は、村と村が基礎調査を委託している財団法人・沖縄地域科学研究所の共同調査ですが、各字区長の協力を得て10月21日までに調査用紙を回収する予定です。調査を依頼された方は、回答後、各字区長へ提出されますよう村民みなさんのご協力をお願い申し上げます。尚この意向調査についての間合せは村役場総務課(7-6211番)です。

佐敷村基本計画は、さきに策定した基本構想をより具体化し、これからの村づくりのための骨格となるものであります。それだけに村行政はもとより、村民ひとりひとりにとっても大切な計画であります。
そこで、この基本計画づくりにあたっては、村民参加の基本姿勢をつらぬくため、アンケートによる村民の意向調査を実施することにしています。
調査の方法は、選挙人名簿からの任意抽出によるアンケート方式で、有権者数の多い津波古、佐敷手登根が3分の1抽出、その他の部落は2分の1抽出となっています。また、なるべく全世帯に1人を対象として抽出します。
このアンケート調査は、村民が日頃考えていること、生活環境、土地利用、村事業への要望などについて村民の卒直な意見をもとめることをねらいとしています。
村では、この調査にもとづいて基本計画の中に事業をもり込み、実施にむけて行政をすすめていくことにしています。
基本構想に示された5つの理念 ①自然を大事に守り育てる。②教育を大事にする。③農業水産業を第一とする。④高令者や子供たちを大事にする地域計画、⑤1人1人の村民の自主性を尊重する。ことを旗頭として高くかかげ、調和のとれた豊かな村づくりをめざしていくうえでも、このアンケート調査は、きわめて大切なものであり、村民の調査へのご協力をお願いします。

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大分類 テキスト
資料コード 008435
内容コード G000000469-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第53号(1978年10月)
ページ 2
年代区分 1970年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1978/10/01
公開日