地籍の境界確認作業が12月20日から始まった。津波古は19の小字からなっているが、これを5つのブロックに分けて調査が進められる。初日は西原、仲瀬原、兼久原、荒砂原の畑地帯から行われた。調査の手順はまず午前9時から公民館に地主を集め、県から簡単な説明がなされたあと数組に分かれて現場でのクイ打ち、ペンキぬりが次々と始まった。
12月末までに東宅地、島之前原を終り、1月5日、6日に浜之端、西宅地。9日から13日までに崎原、泉之後原、庫利原のクイ打ち調査が終る予定。比謝原など二つのブロックについてはその後になるが、3月末までには本格的な調査が終ることになっている。
境界確認作業では各地主とも真剣な表情で地図とにらみながら立ち合っていたが、「これで自分の土地がはっきりする」と一応にホッとした表情。しかし自分たちの土地がどう確定されるか、立ち合いにも真剣な表情で作業を見守っていた。