きめの細かい保育行政を
志村豊子さん 教員 30才
生後8力月の子供をかかえて共働きをしている私にとって、最大の関心事は保育所のことです。我家の目の前には村立のりっぱな保育所がありますが、そこは1歳未満の子はあずかっておりません。やむなく村外の保育にあずけておりますが、1歳以上でも村立にあずけない友人、知人がおります。理由は「くじにはずれた」とか「村立だと共働きの給料生活者は保育料を4万近くとられる」ということです。どんなにりっぱな施設ができても、それを必要とする人に利用されないのでは、本当の福祉と言えないでしょう。きめの細かい保育行政を望みます。
老人と子供に愛情ある施策を
山城漢太郎さん 76才
山城村長はこれまでの4年間に実に多くのりっぱな仕事をしてきました。今後も今までのように、おごらず、村民に対する愛情と老人施策を積極的に進めてほしい。
特に佐敷村は長寿村であり、老人が喜んで仕事したり、家族や字の人村の人みんなで仲よく暮せる村にしてほしい。また佐敷村は教育村であり、学校や青少年の健全育成にはより力をいれ、若者がいつまでも誇りうる村の建設に自信を持って頑張って下さい。
婦人に実感としてわかる施策を
真栄城菊枝さん 主婦 40才
私は村政についてあまり知りませんが、私たち婦人にも実感としてわかるような、身近なそしてきめ細かな施策を行って裕しいと思います。例えば村立の託児所、中央公民館等の設置、育英事業の拡大充実、公園の整備、老人・児童福祉の充実等です。
これまでにも多くの事業をやっておられますが、これからもより積極的に実行し、また村民1人1人のためにも頑張っていただきたいと思います。
農業基盤整備と部落入り懇談会を
西平重七さん 会社員 44才
不況、倒産、失業者の増と厳しい社会状況の中で山城村長に望みたいことは、まずあらゆる施策を通して村民が安心して生活できる村づくりに対処してほしい。とりわけ第一産業の見直が重要視されている今日、農業基盤の整備、近代化を促進し将来に希望のもてる農政を積極的に図ってほしい。
次に9000村民の代表として、部落入り懇談会等を待ちじかに村民の声を聞き、また村政の事業についても伝えてほしい。わずか4年間で生活環境、教育、福祉と村を大きく前進させた山城村長の二期目に大きく期待します。
青年の学習施設の早期実現を
仲村安雄さん 青年会役員 25才
時代の流れとともに弱体化していく青年会組織の中で私たち佐青連に結集する仲間はある程度の成果をおさめてきました。しかしその活動をとおして痛切に感じたことは、若者がいつでも集まり学習する施設がなく、青年会の備品や資料を整理する事務所さえ設置できないということです。
青年を無気力、孤立化へとおいこんでいると言われる今日の社会状況の中で、一層これらの学習施設が必要であり1日も早い整備を望みます。