復帰後二回目、国政参加選挙から三回目の衆院選の開票の結果、沖縄全県区では、瀬長亀次郎(共産)、玉城栄一(公明)、上原康助(社会)、西銘順治(自民)、国場幸昌(自民)の五氏が当選した。復帰後5年目の沖縄には、まだ本土異なった多くの深刻な問題が山積し、国政の場を通じての問題解決が強く迫られている。
それだけに県民の選んだ“選良”の国会での活躍に期待されるものが大きい。これから国会活動で選挙公約をどのように具体化していくか、有権者はより強く監視していきたい。
佐敷村の選挙結果は、有権者総数5,242人、投票総数4,360票(うち無効投票28票)、不在者投票22人、棄権者882人、投票率83.17㌫で6月の県知事県議選(88.15㌫)、47年の衆院選(84.67㌫)より若干落ちている。さらに男女別では、男81.94㌫、女84.37㌫。
また最高裁国民審査は、投票総数2054票、有効投票1830票で罷免を可とする503票、罷免を可としない1326票となっている。投票率は39.18㌫。